「消えた年金」問題
民主党は国家プロジェクトで取り組む!
千葉県議会議員 遠藤ひでき
5000万件にも及ぶ「消えた年金記録」問題について、誰のもの
であるかが不明の年金記録5000万件の内訳が、公表されておりま
す。昨年の十二月時点で、持ち主の特定が可能で「ねんきん特別便」
を送付しての返答待ちが1100万件(22%)、政府が対応済みと
主張する記録が1550万件(30%)、紙の台帳と照合や名寄せ等
の作業中が470万件(9%)、そして持ち主の特定が困難な記録で
本人の申し出等が必要であるものが1975万件(39%)。
ほぼ4割、1975万件という持ち主の特定が困難な記録の膨大な
数には、改めてこの問題の深刻さに驚くと共に、この実態は、社会保
険庁が解体される2010年までにこの問題を解決することができる
のかどうか疑わしい状況と言わざるを得ません。さらに、国民の年金
に対する不信も解消されるどころか、今のままではよりいっそう年金
不信が強まる、といっても言い過ぎではないでしょう。今のやり方の
ままで良いわけがありません。
民主党は、国民の生活を第一に考える視点から、「消えた年金記録
」問題には、国家プロジェクトとして取り組むよう、再三に亘って政
府に対し要請をしております。
まず第一に、社会保険庁は、この年金記録の消失問題に関して、他
の省庁からの応援をほとんど求めていませんが、他の省庁との協力体
制を整えて、この問題の解決を進めていくべきであるというのが、民
主党の考え方であります。また、総務省の第三者委員会でもスタッフ
不足で、審議が滞っている状態です。現場からもスタッフが不足して
いるという声が聞こえております。民主党は、第三者委員会のスタッ
フに年金の専門化を投入するなどの増員をして、より早く審議を進行
させていくことを提案しております。そして、社会保険庁と各自治体
に保管されている年金保険料納付の紙台帳(民主党の要請によって紙
台帳が8億5000万枚あることが明らかになりました)とマイクロフ
ィルムが埋もれていないかを徹底的に洗い出し、ひとつでも多くの記録
解明に取り組んでいくことが必要です。
本年は、すべての方へ、社会保険庁から「ねんきん特別便」が送付さ
れます。特に3月までに、この「ねんきん特別便」が送付された方は、
注意が必要です。新たに年金記録が追加される可能性が高い方に該当す
るからです。皆様、お手元に「ねんきん特別便」が届きましたら、ご自
身の年金記録に記載漏れや誤りがないかを確認してください。
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